特別養護老人ホーム藤城の家は、建物の2階にあります。西町と東町の２つのユニットがあり、全部で20名の方が住んでおられます。南側に面した窓からは、北堀公園の桜並木が見え、桜の咲く季節は圧巻の景色です。

ご入居されている方々も伏見区に住んでおられた方がほとんどで、「施設に入られてもご自分の住みたい町、地域に住み続ける」という願いをお手伝いさせていただきたいと思っております。ご家族やお知り合いもお近くにお住いの方が多くよく会いに来られ、皆さまの集われる拠点になればと考えています。

特別養護老人ホーム藤城の家は、ご家族、職員、地域が一つになってご本人の暮らしを支える施設を目指しています。

お一人お一人のかけがえのない人生。認知症により生活上の不便が生じていても「ありたい自分」で居続けられるような暮らしを、築いていきます。

グループホームに入居しても、いつも散歩していた北堀公園に、散歩に行きます。いつも行っていたスーパーに、買い物に行きます。庭では野菜やお花を育てています。お一人おひとりの暮らしを大切に過ごしていきたいです。

いつまでも住み慣れた地域・自宅で過ごせるために、「通い」「訪問」「泊り」のサービスを組み合わせ、 必要な時に必要な支援を提供し、自分らしい生活が継続できるように支援しています。

「通い」での施設ご利用時には、自宅での家事が継続してできるように、生活リハビリの視点で食事の準備等、家事全般をしていただきます。施設の裏庭の畑では、季節の野菜を育てたり、四季を感じながら生活できることを目指しています。