お知らせ

 ももやまケアプランセンターでは、福祉用具業者 三笑堂様のご協力のもと、感染症対策を行いながら、車椅子クッションの勉強会を開催させて頂きました。

車椅子を介護保険でレンタルした場合、車椅子のクッションは付いていません。でも、それなりのクッション性はもちろんありますが、利用される方の身体の状態でクッションが必要な場合があります。

クッションの使用メリットとして、①お尻の痛みの緩和 ②ずり落ちの防止 ③床ずれ(褥瘡の防止)があげられます。

 また、車椅子クッションの種類と選び方には…

①ウレタン等のクッション : 車椅子を自分で扱える方、座り直しが出来、床ずれ発生のリスクが低い方があげられ、使用感含め「オーソドックスな車椅子クッション」と言えるとの事。

②ゲル(ジェル)クッション : 臀部の痛み、それによりずり落ちるリスクがある方、自分で座り直しが出来ない方があげられ、体圧分散性や衝撃吸収性に優れ、経年劣化にも強いのが特徴。その代わり「長時間使用すると蒸れる」「重い」というデメリットがあるとの事。

④エアー(空気)クッション : 床ずれリスクが高い方、自分で座り直しが出来ない方があげられ、バルブによる空気圧の調整などのメンテナンスが必要との事。

⑤複合型クッション : 主にウレタンとゲルを組み合わせた商品で、ベースと表層にウレタン、中層部にゲルを使用したクッション。表層の低反発ウレタンと中層ゲルの相乗効果で、座位保持と高い座圧軽減効果が期待出来るとの事。

↓一部ですが、色々なクッションです。

↓中は、こんな状態です。

ケアマネージャーも実際に座り、感触を比べさせて頂きました。座って思った感想は、それぞれの違いがあり、車椅子を使用される方の状態を良く観察して紹介して行ければと思いました。もちろん、福祉用具業者様のお力をお借りしながら…。

 

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